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キャッスルヴァニア(GBA)  ■コナミ


 サークル・オブ・ザ・ムーンに引き続いて発売されたGBA版ドラキュラ。クロス聖水などのお馴染みのサブウェポンに聖拳が追加。サブウェポン+魔導書で発動するスペルフュージョン(Xのアイテムクラッシュや前作のDSSに近い感覚)はバリエーションが豊富だが、私の場合いつもサブウェポンは聖書なので・・。
このゲームって本当はすごくストレスが溜まるゲームのはず。序盤、スライディングができないから行き止まり、壁があって行き止まり。ジャンプ力が低くて・・、敵が強くて・・。行けない所が多すぎる。しかし、魔導器を入手することで行動範囲が広がっていき、その結果がマップが埋まることで確認できる。これが気持ちいいんだろうなあって。
今作は、死神ミノタウロス、アックスアーマー、メデューサ、死門などのお決まりの部分と、城内で手に入れた装飾品を飾る部屋、アイテムを売買できるショップ、クリア後のボスラッシュモード、サウンドモードなどの遊び要素が見事にマッチング。
L、Rボタンでダッシュができ、敵との間合いを調節しつつムチ攻撃ができる。まさにドラキュラ好きが作ったドラキュラ好きのためのドラキュラである。



( ワンポイト )
HPやMP、全てのステータス異状はセーブポイントで回復できる(必ずしもセーブの必要はない)。
MPは時間とともに徐々に回復する。ステータス異状は、治療アイテムを使えばすぐに治るが、ある程度時間が経過すれば自然に治る。
アイテムを入手した時やレベルアップ、セーブポイントまで遠い場合などクイックセーブが使える(マクシームモードは×)。最終のセーブポイントに戻るがその時の状態はセーブされる。こまめなクイックセーブを心掛けよう。
ボスの部屋直前の扉は青色になっている。ボス戦ではゲームオーバーになる危険性が高くなるので、面倒でも一度セーブポイントまで戻りセーブするか、クイックセーブすることをオススメする。
各サブウェポンには、装備することで性能を向上させるアイテムがある。
  ナイフ→ロゴスリング、オノ→ヘブンズリング、十字架→ノヴァリング、
  聖水→カオスリング、聖書→アースリング、聖拳→オーロラリング
達成率MAXは200%(表100%+裏100%)。マクシームモードは埋まらない部分がある(表98.3%+裏100%)。
ショップには出現条件がある。悪魔城宝物庫は、条件は特になし。悪魔城最上部は、ハートの所持数が偶数。ENTRANEはジュストのレベルが50以上。ひかりごけの洞窟は、ジュストのレベルが奇数。因果律機械塔は、まひるのせいざを持っている。
まひるのせいざは、スペクターか死門から入手。オススメは死門(シモン)。ハイポーションを同時に稼げる。レアリングを装備して入手確率を上げておけば楽に入手できる。
ワープゾーンは2種類。入口が鍵穴になっているタイプは、表裏が変わるだけでなく場所も全く違う場所へ。丸いタイプは、場所は同じで表と裏が変化(ただし、ヒントカード3を持っていると、十字キーの下で表裏を移動せずに別のワープゾーンへ移動できる)。
骸骨魔窟のセーブポイントの真上に隠し部屋がある。入るためにはハイジャンプが必要。召喚の書も裏マップのここにある。
因果律機械塔(表)のダメージを与えられないガーディアンアーマー。ムチで攻撃してよろめかせ後退させていけば倒せる。倒した後は、強力な防具1式が入手できる。
骸骨魔窟のセーブポイントの真上に隠し部屋がある。入るためにはハイジャンプが必要。召喚の書も裏マップのここにある。
悪魔城最上部とENTRANCEにある氷で覆われたようなブロックは、ハイジャンプ+粉砕ブーツで壊せる。
エンディングは全3種類。表でマクシームを倒した場合×1と、裏でマクシームを倒した場合×2。裏の分岐は、ジュストの腕輪とマクシームの腕輪を装備していたかどうか。装備しているとマクシーム戦の後にドラキュラとの戦いになりグッドエンディングが見られる。なお、1つのファイルで全パターンを見ることが可能なので、直前データを残しておく必要はない。
終盤のお金稼ぎは背教祀廟(裏)のふくろうとくしざしほねばしらを狩りまくる。お金稼ぎはアイテムコレクション以外には特には必要ない。
グッドエンディングまで見たのに、魔物図鑑が全て埋まっていない。おそらくレアゴーストでしょう。オススメは悪魔城宝物庫(表)のルーラソードLv3が出現する場所。強欲の首飾りを入手した部屋と画面切りかえを繰り返し(十字キー右左連続入力)、ルーラソード以外のモンスターが見えたらスライディングで攻撃。おまもりやラッキーリングを装備してラックを上げ遭遇確率を上げておこう。



( ボス攻略 )
 以下は、あくまでボス攻略の1つの方法に過ぎません。自分流の攻略法を見付けよう。

空中回廊(裏) レギオン・セイント
 

ひかりごけの洞窟(表) 死神第2形態
 

背教祀廟(裏) サイクロプス
足場の上に乗っていれば全ての攻撃がかわせる。

悪魔城宝物庫(表裏) マクシーム
 


( 魔導書 )
 魔導書とサブウェポンの組み合わせでスペルヒュージョンが発動できる。これはドラキュラXのアイテムクラッシュや前作のDSSに近いイメージで、ボス戦で効果を発揮してくれる。防御系のものから全体攻撃、召喚など効果はいろいろ。
・炎の魔導書・・大理石の廊下(表)、スライディングが必要
・氷の魔導書・・大理石の廊下(表)
・雷の魔導書・・因果律時計塔(表)、鉄球との競争イベントクリアで入手
・疾風の魔導書・・悪魔城最上部(裏)、ミノタウロスを倒した先
・召喚の魔導書・・骸骨魔窟(裏)、ハイジャンプが必要

*召喚の書でサブウェポンを持っていない場合、神の祝福(HPステータス全回復)が発動。サブウェポンをなくすには、モンスターのオゥを利用しよう。



( ゲームクリア後 )
エンディング(3つの内どれでも可)を見てタイトルに戻ると『ボスラッシュモード』が追加。初めは、イージーしか選べないが、クリアするとノーマルハードも選べるようになる。難易度の違いでボス数が変化。クリアまでのタイムが記録される。
一番最初にサブウェポンを選択するが、オススメは聖水。聖水ならば連続でダメージを与える事ができる。また、タイム短縮のためには、ボスを倒した後にでる回復の玉を無視して進むことも必要。
ベストエンディングを見るとサウンドモードが追加。ベストエンディングについては、ワンポイントの項を参照。
ボスラッシュモードのスコア画面でスタートを押すと、表示されていた難易度でボスラッシュモード(使用キャラはジュスト)がスタート。コナミコマンドを入れていた場合はシモン、L、Rを押しながらスタートだとマクシームになる。
ゲームクリア後に新規ゲームを始めて名前を「MAXIM」と入力(後から変更可能)。マクシームで悪魔城探索できる。全ボスを倒すと悪魔城宝物庫(裏)の封印が解け、ドラキュラファントム第2形態を倒すとゲームクリアとなる。マクシームモードは、魔導器や魔導書、アイテム、ショップなどは出現せず純粋なアクションゲーム。なお、裏面は100%がMAXだが、表面は悪魔城宝物庫の一部が埋まらないため98.3%がMAX。裏面の歯車の仕掛けを動かすには回転アタックを使うとよい。
マクシームには以下のような特殊行動があり、ジュストとは違った感覚でプレイできる。クイックセーブが出来ないので、深追いはせず各セーブポイントを拠点に進めていこう。また、ピンチの時は神の祝福でHPステータス全回復。
  3段ジャンプ・・2段ジャンプ後にA  回転アタック・・ジャンプ中に↑+A、上を押し続けている間継続(MP消費)
  剣攻撃・・↑+B(ハート5を消費)  神の祝福・・↑↓\→B(右向き時)、HPを全回復する(ハート50を消費)
  キシン流奥義・・←→↓NB、→←↓NB(MPを100消費)
  *\は右ナナメ下、Nは十字キーをニュートラルにすることを表す
コナミロゴが出ている間にコナミコマンド(上上下下左右左右BA)を入力。すると画面が赤から青へ。その状態でボスラッシュモードを選ぶとシモンベルモンドでチャレンジできる。グラフィックも当時のまま。笑えます。うっ!!
ボスラッシュモードに入り、難易度設定をL、Rを押しながら選ぶとマクシームでチャレンジできる。コナミコマンドは必ずしも入れる必要はありません。
ゲームクリア後に新規ゲームを始めて名前を「NO MAGIC」と入力。魔導の書が出現しないファイターモードでプレイできる。NOとMAGICの間はスペースではなくカーソルを右に移動させて一文字をあける。
ゲームクリア後に新規ゲームを始めて名前を「HARDGAME」と入力。モンスターがパワーアップしたハードモードでプレイできる。



( ボスラッシュモード攻略 )
現在は、シモンベルモンドジュストでプレイしています。オススメは聖水。聖水ならばその場で燃え続けるので連続ダメージを与える事ができる(ジュストの場合は、流れていってしまう)。また、当然タイム短縮のためには、ボスを倒した後にでる回復の玉をできる限り無視して進みます。ダメージは全く気にする必要がないので。EASYでは回復の玉は0回、NORMALでは1回以内。
EASYに関しては、ネット上で2分台(マクシーム使用)を出している方もおられるようです。早過ぎです!!
シモン、ジュスト使用での参考記録です。ハードはまだまだ更新可能です。っていうか長すぎてやる気がしないんです。
 シモン使用・・EASY 3:48:45  NORMAL 7:03:71 HARD 15:28:68
 ジュスト使用・・EASY 3:22:35  NORMAL 6:37:76 HARD 15:28:68

EASY攻略(シモン、ジュスト使用)
1.おおこうもり
 シモン使用・・・右の台で2回ムチ振り。そしてドリル攻撃をかわし聖水+ムチ。再び小コウモリに分かれ合体した後、2回ムチ振り。ドリル攻撃をかわし聖水+ムチ。
 ジュスト使用・・・右の台の上で2回ムチ振り。そしてドリルをかわし聖水+ムチ(この時、余り近距離にならないようにダッシュ等で調整)聖水+ムチを2セット繰り返した後、空中のおおこうもりへのムチ振り3回以内で倒せればOK。倒せなかった場合はリセットして再チャレンジ。ギリギリでムチが当たるようにしていると、クリティカルが出やすいような気がします。

2.リビングアーマー
 シモン使用・・・剣を振り上げるので近づいて聖水+ムチ。ダメージを受けても無視。その後ムチで2回後ろへよろめかす。端に追いつめたらすぐに聖水+ムチ。剣を振り上げている間に倒せるだろう。
 ジュスト使用・・・剣を振り上げるので聖水+ムチ。ダッシュバックで攻撃をかわし再び聖水。それを追うように間合いを詰めムチ、流れに合わせて後退してくれるので連続でダメージを与えられる。聖水が切れたら、再び聖水+ムチ。この繰り返し。シモンよりも楽に倒せる。連続ダメージ後、2回目の振り上げ寺に倒せればベスト。

3.スカルトナイトロード
 シモン使用・・・本体が現れたら聖水+ムチ。盾でガードをするのですぐにムチ中断。再び聖水+ムチ。第2、第3形態も同様。第3形態ではレーザーを吐いてくれると大幅に時間短縮できる。ジャンプされると時間のロスにつながる。
 ジュスト使用・・・シモンの場合と同じ。ガードされた後、聖水よりもムチが暴発しやすいので、確実に聖水を出してからムチに移行するようにしよう。

4.ゴーレム
 シモン使用・・・1回目はジャンプして岩落としと決まっているので聖水+ムチ振り。その後、パンチだろうがジャンプして岩落としだろうが聖水+ムチ振り。ただし、パンチだと大きくゴーレムが前進してしまうため第2形態でのバトルがきつくなる。なお、第1形態でのダメージは第2形態へ持ち越されるため、モーション中に出来る限りダメージを与えておこう。第1形態撃破後、当たり判定が無くなるので右側へ移動。上の足場に聖水+ムチ振りで撃破。
 ジュスト使用・・・シモンの場合と同じ。ここがタイムロス。まだ、十分攻略できていません。

5.ミノタウロス
 シモン使用・・・ムチ振りをして追いつめる。武器を振り上げたら聖水+ムチ。ダメージは気にしない。投げる方だったら、聖水後しゃがみムチ振りでOK。
 ジュスト使用・・・最初から聖水+ムチ。余り気にしなくても後退したミノに聖水で連続ダメージを与えられる。武器を振り上げた時のみ間合いをあけて聖水。ベストは、1回も振り上げなしで特攻モード移行中に撃破。

 

NORMAL攻略(シモン使用)
1.おおこうもり2.リビングアーマー3.スカルトナイトロード4.ゴーレム5.ミノタウロス・・EASYと同様。

6.デビル・・空中にいるときはムチ振り。降りてきたらチャンス。ダメージ覚悟で聖水を投げる。

7.きょだいはんぎょじん・・出現中に部屋中央より右側へ移動。出現と同時に聖水+ムチ振り。近づいてくるので、少し後退して聖水+ムチ振り。波攻撃は上の足場へ乗ってかわしすぐに降りる。そして聖水。これで撃破。

8.スライマキシマム・・ひたすら聖水+ムチ振り。

9.ピーピングビッグ・・足場に乗りムチ振り。そして右へジャンプしながらムチ振り。もう一度ジャンプムチ振りで右へ追いつめる。右の足場に聖水。消えたらまた聖水。聖水3回目までには撃破できる。結構気持ちいい。

10.レギオンセイント・・左の足場から聖水を投げつつ本体をムチ振り。中心部が出てきたらそちらを重点的に攻撃。基本的には下に降りジャンプムチ振り。左へ近づいてきたら足場へ乗りムチ。



( 最後に・・ )
 モンスター図鑑のアイテム欄をコンプリート。アイテムを落とすまでひたすら倒しまくるという単純作業も苦にはならなかった。あの落としてくれた瞬間がたまらないんです。
現在、ボスラッシュモードジュストでチャレンジ中。EASYに関してだいぶ短縮できてきたが3分を切るのは不可能っぽい。やっぱり最後はマクシームなのか?
ドラキュラシリーズに対するユーザーの要望として、『ボス達ともう一度戦いたい』というのがありました。それをクリア後のモードとして実現してくれたスタッフにまずはありがとうと言いたい。
これまでのシリーズで問題とされていた部分が何らかの形で対処されている(終盤時のお金過剰に対してショップなど)。もちろんクリア後のお楽しみも健在。さらにヘビーなドラキュラユーザーにはハードモードが・・。あのFCディスク時のシモングラフィックは笑える。何かちょっとムチの振り方が変だよって。ダメージを受けた時の「うっ!!」も当時そのままでベリーグッド
確かに、串刺しで一撃死亡などが無くなりごり押しでクリア可能になってはいます。それがマイナス要素なのかどうかは皆さんが判断して下さい。
プレイして感じたことは、このゲームは本当にドラキュラ好きな人が作ったんだろうなあって。そこまで作らなくてもドラキュラなんだからそこそこは売れたはずです。それをここまで・・。とりあえず出しましたみたいなリメイクや続編が多い中、このソフトはやってくれました!! 超オススメです。


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