YHVHひろ植物記 2004年スイカ後編2

〜 土いじりが好きだった父へ 〜
今年もきれいに咲きましたよ。

2004年も植物記
 2004年も去年に引き続き植物記をスタート。スイカの実は無事に出来ました。 7/25(日)スイカ収穫後の植物育成を写真付きでまとめてみました。


10/30(土)くもり雨
 アリ探検隊も全く見かけないようになりました。最後に受粉させたヘチマの実が大きくならない。どうも虫に食べられているような感じ。例の緑の幼虫です。って、もう一方のヘチマの実にも!? しかも大きてキモイ。実を食べるんじゃあありませんよ。指で幼虫をつまんでブチュっと潰せればいいんですけどキモクて出来ない。仕方なくブンっと下に投げつけ自由落下。ほんまこの幼虫、ほぼ毎日見かけるようになった。取っても取ってもキリがない。ヘチマの成長も止まり新芽がないから実にという本能的考えなんでしょうけど。


10/22(土)晴れくもり
 ヘチマの雄花のつぼみに大きな緑の幼虫が・・。今日はつぼみには突き刺さってませんでしたけど。毎日こまめにチェックしていたはずなのに、いつの間にどこに隠れてこんなに大きくなったのか? 数日前にも一匹滅したとこ。ティッシュでつまんで2Fから自然落下。ひゅーっ。
一番最初10/1(金)に受粉させた実は下から見ても分かるぐらいの大きさに。二番目の10/12(火)に受粉させた実もキュウリぐらいにはなりました。何回も書いてるけど、ほんまキュウリみたいに見えるんですよねえ。最後に受粉させた実はちょっと小さめ。1日違いで大きな差が・・。


10/20(水)大雨暴風(台風23号)
 朝の内は嵐の前の静けさで風も雨もなし。この間とばかりにジュウシマツの世話と植木やプランターの避難。小鉢は下に降ろして風が直接当たらないスペースに移動。伸びてしまったキクヘチマの雄花のツボミ、大きくなりつつある2つのヘチマの実はビニールひもで固定。今度の台風は結構強烈だからこれでもつか不安・・。


10/17(日)快晴
 10/1(金)に人工受粉させた1つ目のヘチマの実。かなりの大きさになった。イメージとしてはネクタイを結んだぐらいか。最初は雌花の後ろに棒がヒョロッと付いていたぐらいだったのに。人工受粉させてから16日が経過。あるサイトによると、受粉後10日ぐらいが食べ頃だとか。
もう食べ頃は過ぎたでしょうから、このまま限界まで大きくして自然乾燥でヘチマたわしにするつもりです。実がつきそうな次の雌花のツボミは現時点では育っていない。それどころかツボミが小さい間にポロポロと落ちてしまう。どうやら実が出来る時期は終了したようです。もう半ば諦めていたヘチマの実。それがここまで大きくなったんですから、それだけでも良しとしなければ。
9/13(月)のひろ日記より・・『いつも見慣れない黄色い花が咲いてるなあ。黄色い朝顔の花植えたっけ? よーく見ると・・。ヘチマの花でした。6/21(月)台風6号が近畿地方を直撃。その日に初めてヘチマの雄花が咲いて、以降何個か雄花が咲いた後はツボミすら出来ない状態が続く。ネットをはって上に上にと伸ばしたのがいけなかったのかと、先の方を剪定バサミで切ったりもしたが×。今年は異常気象で台風がいくつも日本に上陸。その度にヘチマは折れずに耐えてきました。9月に入り下の方の葉っぱが枯れてきて、まさかヘチマで失敗するとはと諦めていたのだが。雄花のばかりだけどツボミもあちらこちらに。起死回生の開花となるのか!?』
本当に起死回生の開花となりました。あとは収穫を残すのみです。


10/13(水)快晴
 昨日咲いた雌花はもうしぼんでいました。1個目の時もそう。やはり受粉成功の合図のようです。そして、今日はその上の雌花のツボミが開花。早速、元気そうな?雄花を1つ取って人工受粉。手慣れたものとは言え、昨日より高い位置にあるので受粉作業は危険を伴います。何とかこっちに雌花を引き寄せてポンポンと。


10/12(火)晴れ
 2つ目のヘチマの雌花が咲いた。早速の人工受粉と。高い所にあるので椅子の上でバランスを崩さないよう気を付けながらの人工受粉。雄花を1つちぎって花びらを全部取り、花粉むき出しで雌花の柱頭に数回ポンポンと軽く付ける感じ。これでバッチリ受粉出来たでしょう。
そして、その上には次に開花する雌花のツボミが大きくなっていました!! 今日咲いた雌花のツボミは以前からマークしていたものだが、気付かない内に新たなツボミが育っていた訳です。これで3つはヘチマの実ができそう。ただ、高い所にあるのが少し心配。ネットも何もないので、ヘチマの実の重さに耐えられるかどうか。あんな場所では補強のしようもないし・・。しばらく様子を見守るしかありません。


10/10(日)晴れ
 昨日の台風22号対策で動かしていた植木鉢やプランターを元の場所に。ヘチマに施していたビニールひもはチョキチョキと切っていく。車が駐車場に戻ってくる前に、ヘチマと朝顔の落ち葉や花を片付けておく。台風22号はかなり強力で関東地方ではかなりの被害が出た。これがもし当初の予想経路通りに近畿に直撃していたら・・。考えるだけでゾーッとしました。
ヘチマの実は随分と大きくなってきました。少し前までは人差し指と同じぐらいの長さだったのに、今はもう人差し指2つ分ぐらい。日に日に大きくなるヘチマの実を見ているだけでも嬉しい気持ちになってきます。


10/8(金)雨
 台風22号が近畿に明日接近するため、出かける前にヘチマに台風対策を施しておく。前回同様、ヒョロッと伸びた雄花のツボミ群はビニールひもで網ネットに固定。網ネットを支えているビニールひもが万が一切れた時のために、もう一カ所部屋の中からビニールひもで結んでおく。日々大きくなっているヘチマの実も心配。強風でブラブラしてブチッとかなったらシャレにならん。受粉してから約10日で食べ頃とか。相変わらず容姿はキュウリみたい・・。


10/7(木)くもり
 ヘチマについている害虫は特定できず。取りあえず黄緑色の幼虫をつまようじにくっつけてティッシュでグチュっと。黒いツブツブのタマゴも取れるだけ取っておく。1匹の幼虫が雄花のツボミにめり込んで食事中・・。この野郎とばかりにチーン!! 葉っぱだけならともかくツボミまで食べるとは。今のところ、新しい葉っぱやツボミを好んで食しておられるようで。これがもし大きくなりつつあるヘチマの実に手を出したら許しません。
ようやく実が付きそうな雌花のツボミが育ってきた。他の雌花のツボミと違い、明らかに育ちが早いので分かりやすいんです。このツボミに虫が付かないよう注意が必要です。
台風22号が土曜の昼間に近畿地方に接近するという予想が・・。今度の台風はかなり気圧が920hPaと低く強力。しっかりとした対策をしておかなければ。


10/6(水)くもり晴れ
 つぼみの付け根にある小さな葉っぱみたいな所から水みたいなのが出ているのは以前から知っていた。アリがその周辺に集まっている事も。ヘチマの過剰な水分がそこから出ていて、アリが水分補給に舐めているのかなあって思い込んでいた。全くツボミが出来ない時期に、これは害虫(アリ)の仕業に違いないと勝手に判断。アリアトールV(粉剤)+アリアトールS(スプレー)+ハウスタイプの三段攻撃で壊滅状態に。しかし、その後ネットで調べてもアリがヘチマに悪さをする害虫と記載されたページが全く見付からない。アリ探検隊は復活し、ヘチマのツボミも復活。ようやく雌花も10/1(金)に1つ咲き、人工受粉も成功!! ヘチマの実は青々と日に日に大きくなってきている。その横を歩くアリ探検隊・・。
全くの誤解もいい所でした。アリさんにはひたすら謝るしかありません。実はアリは害虫からヘチマを守ってくれていたんです。水だと思っていたのはで、花のつけねにある鱗片葉に蜜を分泌する部分(蜜腺)があるんです。つまりはヘチマ自らがアリを自己防衛のために誘っていた訳です。それを私はアリアトールで・・。すいません。
今度は本当に害虫が発生しました。少し前から黒い小さなツブツブが付いているなあって思っていたら。今日見ると小さい黄緑色の幼虫が。新しい雌花のツボミや葉っぱを食しておりました。許さん。葉っぱごと切って下へポトン。この害虫は何なんでしょ!? これから第2、第3の雌花のツボミが大きくなっていくはずなのに。早くネットで調べて対処しないと。


10/5(火)雨
 ランバダヒヤシンスなどの球根類の芽が全く出てこない。腐っているのか心配になりネットで少し調べてみる。腐っている可能性もゼロではないが、そもそもこの時期に根を伸ばしているため発芽はもっと先になるみたい。11月発芽とか球根を植えてから60日ぐらいで発芽とか・・。少し安心した。
ヘチマの実は少し大きくなったかなあって感じ。ブツブツも大きくなり、濃い緑色とブツブツから何だかキュウリに見えなくもない。10/1(金)に人工受粉させたから食べ頃は10/10(日)過ぎか。次の雌花のツボミがなかなか大きくなってくれないので、1個目のヘチマの実をどうするのか迷ってしまう。食べるか。腐らせてヘチマたわしにするか。そのまま実をほっといてヘチマたわしにするか。


10/2(土)くもり
 人工授粉させたヘチマの雌花。どうなってるのかなあと窓をオープン。もうしぼんでました。雌花は雄花と違い数日咲き続けるはずが・・。受粉が終わった合図という訳か。雄花はほぼ毎日咲き1日で落ちる(新鮮な花粉)。雌花はなかなか咲かないが、数日間咲き続け受粉の時を待つ。自然ってやっぱりうまく出来ているんですね。ネット情報では、実になるとアッと言う間に大きくなるらしい。


10/1(金)快晴
 ヘチマの雌花がやっとやっと咲きました。今までずっと見てきた雄花とはその構造が全く違います。とにかく新鮮です!! しばらく虫の攻撃に注意しながら構造観察。雄花は雄しべだけで、花びら+花粉といった感じ。一方、雌花の中には雌しべしかありません。柱頭がボコボコといくつも並んでおり、まさに雌しべ+花びらで受粉待ち。アリ探検隊や虫達にその受粉を任せても良かったけど、なーんか不安。一番元気そうな?雌花を1個とって花びらを全部落とし雄しべのみに。それを軽く雌花の柱頭にポンポンと何回か当てて人工受粉完了スイカの時と同じ方法です。まあ、これでアリ+虫効果も加われば確実に受粉出来るでしょう。雌花は雄花と違い数日間花が咲くらしいが、受粉させた後も咲くのかな。明日の変化が楽しみ。
ラズベリーも少し大きくなり鉢が小さく見えてきた。少し大きめの鉢をビックガーデンで買い、鉢底石→土→肥料→土→植え替え苗→土の後、ピートモスでマルチング
ランバダなどの球根類が1つも芽が出ていない。球根を植えるのが初めてなので、遅いのかどうかの判断が出来ません。うーん、球根が腐ってしまっているのか!?


9/29(水)雨台風
 いつもは台風対策として植木やプランターなどを移動させているが。まあ、今回は雨台風のようだし、まともに風を受ける背の高いものもないのでそのままにしておく。ただ、ヘチマだけはツボミがダラーっと長く伸びているからビニールひもで軽く固定。固定した事が逆効果で全部グキッという可能性も・・。念のため何個かは固定せず。
こんな台風の中、ヘチマの雌花のツボミがいよいよ開花しそうになってきている。ツボミはヒビが入ったような感じになり、ヒビからは雌花の黄色が覗いている。今にも咲きそう。でも、今日はダメだよ。ツボミの先にはヘチマになる部分が。よーく見るとすでに例のブツブツがあった。まだ受粉もさせていないのに生意気な。


9/27(月)雨くもり
 ヘチマの雌花のツボミがヒョロッと伸びてきて。ああ、ここの部分がヘチマの実になるんだなあって。ツボミ自体もだいぶ大きくなってきた。この分だと数日内に雌花が咲きそう。でも、台風21号が木曜日ぐらいに近畿に接近。タイミングがちょうど合ってしまいそうで心配です。一番最初にヘチマの雄花が咲いたのも、台風6号が近畿地方を直撃した6/21(月)。今年は台風を避けて通れないようです。


9/24(金)雨
 ヘチマの雌花のつぼみ。だいぶ大きくなってきました。球根はいまだ芽が出ず。そろそろ芽が出てもいいような。


9/23(木)晴れ
 ラズベリーマルチングするため、ピートモスをビックガーデンに見に行く。ピートモスは土などを置いてあるコーナーですぐに発見。パンジーの苗がメインスペースに。ランバダやヒヤシンスを植えたばかりだけど。ええっい、何とかなるでしょう。円形プランターと主黄色+紫、主紫+白、白+赤のパンジーの苗3つを購入。帰宅後、ラズベリーの鉢をピートモスで覆い、パンジーを円形プランターに植える。玄関の前のスペースを片付けて何とか置けました。パンジーは開花時期も長いし、花もたくさん咲かせてくれるので、ランバダが咲く来年春までの繋ぎにはいい感じです。


9/22(水)くもり
 『実になるとアッと言う間に大きくなるので、食べ頃を見計らって、たぶん開花後1週間か10日程度で収穫。取り遅れたものは、ずっと実らせておいてから、ヘチマタワシにしましょう』。ふむふむ。このサイトによると収穫は8月〜10月。今から雌花が咲いたとしてもギリギリ収穫ペース。希望が出てきました。ヘチマのチャンプル、味噌炒め、みそ汁を早く食べたいなあ。


 

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